怠惰の累積和

技術/競プロ/怪文書/虚無

受験体験記的なやつ

 

なにこれ

 大学受験が終了しました。結果として筑波大学総合学域群理系Ⅲというところに合格を頂いたので入学手続きをしようと考えています*1(気づいちゃったんですが名称的に「理Ⅲ合格しました!」とか言っても嘘にはならないんですよね)。締め切り諸々を守れれば春から筑波大生と言うことになります。よってここでは適当に受験直前期あたりを振り返ろうかなと思います。

 尚、この記事を書いている時間は日本時間で深夜(2~3時)であり普通に眠いため、この記事は駄文・非文の宝庫になっている可能性があります(公開は人権的な時間に行われる予定です)。ご容赦ください。

 

志望校決定まで

 そもそもの話なんですが、高3の秋くらいまでは東大理Ⅰを志望していました*2理Ⅰ受験を辞めようと思ったのは近年の理情の底点が爆上がりしていることを知ったからというのが主な要因の1つです。仮に東大に入れたとして、進振りで点が足りずに自分の希望する学問を大学で学べないことを危惧しました。

 ですが欲張りなので、進振り的な何かは欲しいなと思っていました(情報系に行きたい気持ちはあるが、大学入って専攻を決めるまでに色々な事を学べる猶予があるのは個人的に大きい)。その条件に見合う大学を探した結果、進振りっぽいことをやり、文理科目どちらも学べる*3、尚且つ理系Ⅲの括りなら情報系に優先的に進むことができる*4総合選抜という入試制度が筑波大に今年から新設される(これに関しては本当に運が良かった)ことを知ったので受験しようと決めました。

 

使った参考書とか

 往々にして受験勉強が面倒だと感じる時がある(というかいつも)のでゲームをしていました。クロッシーロード。本当に無限に時間が溶ける。

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 こんな感じで勉強に対して不真面目だったので一日平均何時間くらい勉強したとかそんなことを言ったところでその勉強に中身が伴っていないことを想像することは容易だと思います。まあそもそも最小限の労力で突破するのが理想なのでゴニョゴニョよってそんなことをここで言うのは無意味だと思ったので使っていた参考書等を紹介するにとどめようと思います。

英語

 語彙力アップには鉄壁を使いました。ただ、学校の授業で語彙を付けてからの使用開始です。基礎的な語彙が無いのに鉄壁やっても大概破滅すると思います。自分の知らなかった単語はとりあえずAnkiでDeckに加えました。Ankiは時間があるときに適当にやりました。

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文法とかは週1で駿台の英語の授業を受けていました。講師が駿台のテキストをガン無視してオリジナルのプリント主体で授業してくださって、そのプリントの演習量がかなりあったため力が付いたと思います。

 

数学

 高校の数学科が高3になってから定期的にテストゼミを授業中に行うようになったんですが、いい感じに忘れがちなポイントとかを復習できたのではと思っています。

 自分では荻野の天空への理系数学という本をやりました。著者は接点tのあの人。

[三訂]荻野の天空への理系数学 | 荻野 暢也 |本 | 通販 | Amazon

 この本は1周全部やってから2周目は間違えたところのみやりました。尚二次曲線パートに収録されている問題が楕円の問題しかないのは永遠の謎です。

 

物理

 いつだったか忘れたんですが(高2くらいかも🦆)学校が重要問題集(以下重問)を学年で一括購入して配ったのでとりあえずは重問をやっていました。いかんせん物理は(化学もですが)大体の高校が3年生の終わりの方まで未修分野があったりするような科目なので授業に合わせて重問を進めました。また、苦手分野を中心に重要な問題に印をつけ、模試の前等にはその問題達を中心に復習していました。いわば"重要問題集の重要問題集"を作りました。高3の夏くらいになってからは標準問題精講もやっていました(まあこの頃はまだ東大志望なわけで筑波だとオーバーワークな気がしなくもないですが)。

 

化学

  本当に一番苦手な科目だったと言っても過言ではないですが苦手なりに克服に努めた気がします。理論は重問を使っていました。無機は暗記全振りみたいなところがあるので一問一答を使っていました(結構語呂が載ってて覚えやすかったです)。逆に無機以外の部分はほとんど見ませんでした。また、気体の製法は重問の最後のページに載っている一覧で覚えたりしました。有機は学校の授業の復習くらいで事足りると思ったのでそれ以上のことは特にしませんでした。

 

 国語とか地理とか共通テストでしか使わなかった科目は学校の授業の復習だけで完結させました。

 

受け(る予定だっ)た大学及び受験結果(と、有ればコメント)

(この部分だけ違う時間に書いたので文体が違うんですが直すの面倒だし眠いので直しません~)

筑波大学総合選抜理系Ⅲ(国立前期)・・・🌸

電気通信大学情報理工学域(国立後期)・・・受ける予定無し(前期の発表前にここの足切り突破通知が来たので共通テストで変な事(マークミスで0点とか)になっていないことの確認ができただけでも良かった)

早稲田大学基幹理工学部学系Ⅱ・・・✕(敗因は英語のロト6だと思っている。大問1間違えまくった。)

慶応義塾大学理工学部学門C・・・🌸(数学で積分と極限を入れ替えた)

東京理科大学理工学部情報科学科・・・🌸(数学で大問1問飛ぶレベルのミスをしたので人気学科*5であったことも相まって不合格を覚悟したが英語満点に救われたのかもしれない)

明治大学理工学部機械情報工学科・・・🌸(受験教室が受けた学校の中で体感では一番大きかったのでビビった。人が多い。)

 

受験当日とその後(前期のみ)

 ここまで書いて分量があまりないことに気がついたので受験当日の事でも書くことにします。嵩増し大作戦敢行。

 前泊せずに家から当日つくば市に行こうと計画していたので前日は21時くらいに就寝して5時くらいに起きました。健康的8時間睡眠。前述の通り不合格だった早稲田の発表は筑波を受けた翌日だったのでこのことを知ることなく筑波に臨めたのは精神衛生上よかったと思います。当日はつくばエクスプレスが受験生で溢れかえることは想像に難くなかったので体力を温存するためにも確実に座りたいなと考え、行きは少々遠回りですが秋葉原駅からの始発電車に乗りました。「つくばエクスプレスなんて大層な名前が付いているけど内装は普通の電車じゃん。もっと個別席で机付きとかを期待してた」みたいなことを考えていたらつくばに着きました。その後まあ適当に受験会場へ移動。

 

 1科目め、英語。まあ特に言うこと無し。普通に読んで普通に解きました。

 昼食。これは国立に限らずなんですが、親と事前に相談して受験会場に持っていく昼食のメニューは固定していました。こうするとメニューが決まっている謎の安心感が生じてよかったです。

 2科目め、数学。途中で問題冊子が1冊の中でⅠAⅡBパート(前半)とⅠAⅡBⅢパート(後半)に分かれていることに気がつきました。解かなければいけないのは後半なのに気づかずに前半をやっていました。センターで数ⅠAを解かなければならないのに数Ⅰを解いていたことに途中で気がついた人の気持ちが今なら分かる気がします。まあ前半パートの問題は全て後半パートの前半の問題と同じだったので安心したわけですが*6。このプチ事件もあって過去問をやってた時みたいにサクサクは進みませんでしたが限られた時間内で得点の最大化はある程度達成できたと思います。

 3科目め、理科(物化)。物理が異常に簡単でした。まあ毎年簡単目ではあるんですが。これは高得点勝負になるだろうなあと思って解いていたので自己採点時に熱力学の後半で指定文字を使わずに違う文字で解答していたことに気づいたときは背筋が凍りました*7。逆に化学は近年のレベルに比べると若干難化の傾向を感じました。まあ普通にやってればできるよねみたいな難易度の問題を落とさなければ楽々合格点な気がします。化弱にとっては運が良かったです。過去問では無機のクイズ大会が行われていたのに本番で開催されなかったのは悲しかったです。

 

 試験が終了して帰宅して休んで数日経つと某K合塾が解答速報をアップしていたので自分の解答と照らし合わせながら自分が大体何割取れているのかの見積もりを行いました。採点基準が不明(毎年部分点を結構くれると言う噂はあるが)なので全科目に対してとても厳しい見積もり*8をしました。共テの自己採点結果と合算するとここ数年の合格最低点*9は超えていそうだし、数学と化学は難化したっぽいし、易化した物理は配点低いし*10、今年から二次の比率増えたし大丈夫なのでは?の気持ちになりましたが万が一のこともあるので発表前はかなり緊張しました*11。普段努力しないくせにこういう所で人一倍緊張するの、明らかに何かが間違っている気がします。まあ受かってたので良し。

 

最後

 書くことが無いので今後の課題でも見据えますかね。直近の一番の課題は朝起きることだと思っています(本当に朝目覚ましで起きられない)*12。起きられないと大学は本当にヤバいので。程々に勉強と起床は頑張りたいと思います。

*1:追記:手続きをしました

*2:通っていた塾が某K合塾系列の東大現役進学塾とかいうところなんですよね。直前で東大で無いところに志望を変えたの申し訳ない...

*3:この条件が無ければ東工大の情報理工学院を受験していたと思います

*4:https://ac.tsukuba.ac.jp/nyushi/sougou/ikou

*5:多分

*6:大学側は何故問題が共通なのに2パートに分けたのかが不思議でなりません

*7:解答に使った文字は問題で与えられてるから本質的には合ってるし記述式だしなんとかなってくれ~と思ってたらなんとかなりました

*8:各科目あり得ないくらいに厳しく自己採点をして、得点が一番低い科目(案の定化学)を0にして考えました

*9:総合選抜という入試制度は今年からなので理工学類あたりの最低点を参照しました。まあ大差無いやろの気持ち。

*10:https://ac.tsukuba.ac.jp/nyushi/sougou/test

*11:緊張を解す為に発表直前は寝っ転がって生茶のボトルを自分で投げてキャッチしていました

*12:四則演算(5桁当たりの数字をいじくる)を3問解かないとアラームが止まらないようにしたんですが、3日くらい経ったら解き終わって二度寝ができるといういらないスキルが身に付きました